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投網シーズン

ホットニュースではもうお馴染みの大家さん。
奥さんは小学校の先生。
旦那さんは、たまに都市へと兵士として出稼ぎに行きますが、普段は家で床屋さんをしています。

最近、日中に旦那さんが家を空けることが多くなりました。
髪を切りに来たお客さんが待ちくたびれて帰ってしまうことも度々。
「一体どこをほっつき歩いているの!?」
怒る奥さんに、旦那さんは決まってこう答えます。
「ヒマすぎるから釣りに行っていた」と。

雨季に湖に浸っていた土地や人工池などには、魚がたくさん住みついています。
カンボジア語で「ボン・ソムナニュ(「網を投げる」の意)」。
水が少なくなってきたこの時期がまさにベストシーズンのようです。
ある晴れた土曜日の朝。
学校に教えに行っている奥さんの目を盗んで懲りずにボン・ソムナニュに行く大家さんに、
自分もついていきました。

泥沼に入り、大きな魚が水面の虫を捕食するタイミングを待ちます。
ガバッと大きな口が水面から出てきた瞬間に、おもりがついた大きな網をそこに向かって投げるのです。
その姿はなかなかかっこいい。
自分も投げさせてもらいましたが、うまく網が開かずに失敗。
おとなしくそばで見ていることにしました。

網を投げ終わったら、網に繋がっている紐そゆっくりとひいていきます。
網が沼の底を引きずり、網の袋状になっているところに、魚が引っかかるのです。
自分が見ている2時間ほどの間に、大きななまずが2匹とれました。

売るとそこそこのお金になるので、床屋をやっているよりも収入があるときがありますが、
旦那さんは商売ではなく、娯楽としてやっているだけです。
魚は夜のお酒のおつまみになります。

おおぎやしの実から取れる天然の果実酒「タックタナオットチュー」(「おおぎやしの酸っぱい水」という意味)と共に、
その夜もおいしくお魚を頂きました。
怒りながらもおつまみを作ってくれる奥さん。優しいですね!

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網がきれいに開いていく様子は見事です!

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「まだまだこんな魚じゃ俺は満足しないぜ」と遊び人。

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おおぎやしの木。高い木に登って、お酒をとります。

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釣りをしているお父さんを退屈そうに待っている、大家さんの子ども。

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2007年2月18日 11:08に投稿されたエントリーのページです。

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