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2007年 プチュムバン!

去年と同様、カンボジアのお盆に当たる『プチュムバン』の季節、長い連休がありますので、家にじっとしていられずに、一人で、行ったことのない地域へと出かけていきました。
そのレポートをお送りしたいと思います。
(去年は『プチュンバン』と表記していましたが、『プチュムバン』の方が原音に近いので、改めました。)

今年も去年同様、お盆に入ったその日から、プチュムトムという最後の日までの15日間、毎朝お寺で行われる、『ボッホハイバン』の行事にも参加しました(ホットニュース『プチュンバン』を参照)。

先祖を弔うこの行事に参加することは、仏教徒の義務ですが、7つのお寺に回ることが良いとされているそうです。

さて、これまた去年同様、カトリック教会で行われるお盆の時期のミサにも参加して来ました。
去年はバッタンバンという州を中心にたくさんの地域を回りましたが、
今年はコンポンチャム州という、初めて訪れる州で、一箇所に落ち着いた滞在をしてきました。
行った場所は、「クドル ルー」という地域で、それはそれは田舎の村でした。
この村は、コンポンチャムという都市から船に乗って1時間半ほどした所にあります。
日本のODA援助で作られた立派な橋『きずな橋』が、この村のある島と都市を結んでいます。

さて、この村にある教会は、120年以上前からの長い歴史のある教会ですが、一度ベトナム戦争の時代に、アメリカの爆撃によって教会を壊されました。その後再建された教会は、小さく、つつましい建物ですが、カトリック信者の家がその建物を囲むようにして住んでいます。
先祖の霊をしのぶ儀式、みんなで持ち寄る料理を分け合っての食事など、この季節ならではのミサにあずかることができました。
それに、2日間続いた夜のダンス。古い教会のあとを巡ったり、友達とバイクを飛ばしてミックスジュースを飲みに行ったり…。
とても楽しい休日をすごすことができました。

今回コンポンチャムに旅をするにあたり、楽しみにしていったことが1つありました。
それは、チャム族(イスラム教の人たち)に会うことです。
コンポンチャム州はその名の通り、昔からチャム族の人が多く住んでいる地域なのです(『コンポン』は「港」の意味です)。
期待していった通り、コンポンチャムの町の中でも、たくさんのチャム族の人たちを見かけることが出来ました。
チャム族の人たちは、男性はターバンのような帽子、女性はスカーフと、独特の格好をしているのですぐに分かるのです。
私が訪れた「クドル ルー」という地域も、ほとんどの家がチャム族の家でした。
モスク(イスラム教のお寺)を訪れることはありませんでしたが、どこかカンボジアではない異国の地に踏み入れたようで、イスラムの雰囲気を存分に楽しむことが出来ました。カンボジアは仏教を信じる人が人口の9割を占めますが、その次に多いのは、イスラム教徒なのです。

初めて訪れた土地でしたが、ゆっくりとした時間の中で、どこか懐かしい田舎の原風景に囲まれながら過ごした今年のプチュムバン。
忘れられない思い出となりました。


PA110037.jpg各家庭で用意した料理と、人型の紙をお供えして、先祖の霊を敬うミサ

PA110060.jpgミサの後はその食事をみんなで分け合います

PA120086.jpgスカーフをまとう、チャム族の女性たち

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2007年11月18日 21:34に投稿されたエントリーのページです。

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