TOP派遣者募集:OB/OG からのメッセージ 


派遣候補者になりたい方へ

1998 年度 ロシア派遣 小林 由加

あなたは、どこでJLMMの魅力的な呼びかけに出会いましたか?

「Japan Lay Missionary Movement (JLMM) は、神の呼びかけを強く感じたキリスト者が、自らの資質を生かし、派遣された地域での活動を通して、現地の人々と共に生き、祈り、キリストの精神を追求・実践し続けるムーブメントです」

というサムイ島宣言は、JLMMの精神をよく表現していると思います。そして、自分もJLMMの派遣候補者になってみたいと思った時、どんな思いが沸き上がって来ましたか?

私は、JLMMのことを初めて知ったのはカトリック新聞の広告でした。でもその時は、JLMMに魅力を感じながらも自分には無縁な事だと思い込んでいました。しかし、その後JLMMの OG であるシスター有田とフィリピンで出会い、自分も挑戦してみたいと思うようになりました。言葉も文化も知らず、友人や知人のいない土地で、もっと他者を信頼して生きてみたい、「共に生きる」というJLMMの精神を味わってみたいというのが一番の動機でした。

JLMMの派遣候補者になろうと考えてから私の心に沸き上がった事は、仕事を辞めても帰国後に再び就職できるのだろうか?国際協力に関する特別な知識もないし、語学も自信がないけど、私にもできるのかな?収入のない生活では服や化粧品も安いものに換えないとダメだろうな、素敵なお店で友達と食事もできなくなるのかな、もう 27 歳なのに結婚が遅くなるな、などの不安や恐れでした。

また、職場の年輩の男性や親戚のおじさん達には「ボランテイアなんて結局甘いよ!最後はケッコンすれば女性は良いからね〜。」と言われ、友人には「日本にも困っている人達がいるのに、海外に行くのは単なる自分の好奇心じゃないの?」と指摘されました。自分の不安に加えて、志望動機の不純な部分にも気づかされ、応募前には大いに悩む時期がありました。

けれど、JLMMでの研修や派遣を通して私が体験した事は、恐れや不安が実は変化の鍵であるということです。それは、自分が握りしめている仕事やしがみついているちっぽけな能力や地位を手放した瞬間に、神さまが働き始めると言う逆転です。

べつに、努力はしなくて良いとか、何もせずにブラブラしていることが良いと言っている訳ではありません。でも、自分の力に頼って、1人で何とかしようとしている時には、どうやら神さまは動けないらしいのです。私という存在へのこだわりを捨て、小さい私を差し出して周囲と関わる時に、私を越えた力が働くことを何度も体験しました。また、自分で時や方法を選ぶことはできないけれど、神さまは、必要な時に必要な助けを必ず送って下さる方だという信仰を得たことも、JLMMでの活動を通してです。

またJLMMでの体験は、流行の服装をしてないと出歩けないとか、みんなが知っている情報を知らないのは嫌だとか、この化粧品でないと自分の肌に合わないと信じ込んでいた今までの世界が、実はそれほど重要ではないということを実感する出来事でもありました。そうなると、自分が不安に思っていた事々が消えて、もっと素朴で単純であることの喜びやもっと大事にしなければならない事が自然に見えるようになりました。これは、本当に素晴らしい恵みの体験だと思います。

結果的には、自分の動機にある不純な部分である、仕事に飽きて来たから聞こえの良いことをしたいとか、国内の困った人を助けるよりも何となく格好がつくとか、単に海外に住みたいだけと言ったことも、十分に神さまは承知されていて、その不純な動機を持つ不出来な私をも使って働かれているのだと思います。そして、その小さい私をもっと違う次元の望みへと導いて下さったと感じています。

ですから、JLMMの呼びかけに自分がぴったりふさわしい人材であると思わなくても、多くの不安や人には語れないような不純な動機が含まれていたとしても、JLMMの活動に魅力を感じるのであれば、資格が十分にあるのではないでしょうか?きっと、事務局を訪れたり、JLMMが行っているスタデイツアーに参加したりすると、さらに感触が掴めると思います。「やってみようかな?」と思ったら、まずは思い切って連絡をしてはどうでしょうか?自分が想像している以上に恵み深い体験が、あなたを待っていると思います。

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