カンポットペッパーアンバサダー募集
JLMMでは、カンポットペッパーを紹介・販売してくださる「カンポットペッパーアンバサダー」を募集しています。
カンボジアの農家さんたちが誇る特産品「カンポットペッパー」を、あなたの地元で紹介、販売してみませんか?
カンポットペッパーを実際に召し上がっていただき、「本当に美味しい!ぜひ、友人や知人、たくさんの人に紹介したい!」、そんなカンポットペッパーファンの方を募集しています。
地元のイベントやミニバザー、フリーマーケットや学校の文化祭での出展、お仲間どうしのパーティーや集まりでのご紹介・販売などをしていただける方、ぜひ、ご応募ください。
店舗での販売を検討いただける方もぜひご連絡ください。
応募方法
応募フォームからお申込みいただき、販売日や場所、イベント名、販売する胡椒の種類・個数をお知らせください。
応募個数は10個以上からお願いします。20個以上お申込みの場合は、全品5%引きで販売いたします。
商品は、事務局からご指定の場所に送料無料でお送りいたします。
代金は、郵便振替や銀行振込でご送金ください。
試食すると美味しさが確実に伝わる「塩漬け胡椒」には、試食用の小袋をお付けいたします。
カンボジアの農家さんたちとのつながりの輪を広げ、作る人も使う人もみんなが笑顔になるために!
ご協力お願いいたします。
また、アンバサダーになられた方は、ぜひハッシュタグをつけてSNS等でたくさん拡散してください!
#JLMM #カンポットペッパー #塩漬け胡椒 #胡椒好きとつながりたい などなど
#JLMM #カンポットペッパーは必ずつけてください。
カンポットペッパーとは
カンボジアでの胡椒の栽培は、古代から行われていたといわれています。
19世紀末にフランス植民地時代になると、カンポット地方で本格的に胡椒の栽培が推奨されるようになりました。
カンポットは海に近く、山もあるため温暖湿潤な気候とミネラルを含んだ赤土の土壌が揃っています。特に胡椒栽培に適した排水性と保水性を兼ね備えた土壌が、品質の高い胡椒を育てました。
1920~1960年代には、カンポット胡椒はフランス料理界で高級スパイスとして認知されるようになりました。
しかし、1970年代からの内戦とポル・ポト政権の時代により、知識ある農民や農地が失われ、胡椒栽培はほぼ壊滅状態となり、カンポット胡椒は国際市場から消え去ってしまいました。
2000年代に入り、元農家やNGOの支援で伝統的な栽培の再興が始まりました。
有機農法・手作業による栽培技術を復活させ「昔の味を取り戻す」活動が広がり、2009年にカンボジア初となる地理的表示(GI)認定を「カンポットペッパー」は受けました。
GI(Geographical Indication)とは、「特定の地域で生産され、その土地ならではの品質・評判・特性を持つ商品」であることを示す表示制度で、フランスのシャンパンや日本の夕張メロンが有名です。
今では、ミシュラン星付きレストランでも採用されるほど、国際的評価を受ける胡椒です。
現在、カンポット胡椒生産者協会(KPPA)が品質管理と輸出の基準を定め、生産者の生活向上にもつながっています。
JLMMがカンポットペッパーを紹介する理由
JLMMの活動地・カンボジアの首都プノンペン郊外のステンミエンチャイ地区には、地方に仕事がなく、現金を得るため仕方なく首都に出稼ぎに来ている人たちが多く住んでいます。
出稼ぎにきても思うような仕事に就くことができず、ゴミ集積所で有価物を収集し、それを換金すること生計を立てています。
JLMMでは、長年こうした方々やその世帯の生活環境改善に向け支援活動を継続しています。
でも、地方に安定した仕事があれば、出稼ぎに来る必要もなく、安全に現金を得ることができ、生活困窮を防ぐことができます。こうしたことからJLMMでは、カンボジアの地方の特産品である胡椒の紹介と販売を通じて、地方での収入の創出と伝統の継承を応援したいと願い、カンポットペッパーを紹介しています。
でも、なによりも「美味しい!」から紹介したい!
そんな思いで活動を展開しています。