※この記事は2014年8月28日に掲載したものです。
「私にとって、ミッショナリーとして生きる意味」
JLMMの派遣者、松本里沙です。
2012年度3月末、モンゴルに派遣されて2年数カ月が過ぎました。もうすぐ任期を終えようとしています。
この間、悩んだり嬉しかったりと色々なことがありましたが、JLMMのミッショナリーという立場でここで過ごせたことはとても特別な経験だったと思います。
普通のボランティアでも職員でもなく、私はミッショナリーであり、私のここにいる目的は「共に生きる」こと。それは功績を求める支援とは違いがあります。
活動しているとどうしても目に見える功績を気にするし、もっと仕事ができるようになりたい、と思い悩むのは当然なのですが、悩みに埋もれているときに、この「共に生きる」という目的に立ち返ることで、何もできないかもしれないけれど、とにかくこの人たちと、子どもたちと共にいよう、とたびたび思い直してきました。
そうすると心の重荷がふっと軽くなります。そしてそんな中で周りの人、関わる子どもたちと絆ができてきたんだと思います。
こんな立場を経験できることはめったにありません。24時間、功績ではなく人とのかかわりを最優先にして生きることができるのです。
そんな贅沢な時間をもらえたことをとてもありがたいと思うし、もったいないので、残された日々をもっと「共に生きる」に集中して生きたいと思っています。
松本里沙
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